写仏
写仏(しゃぶつ)とは仏像が描かれている仏画を描き写す事を言います。
お経を書き写す写経(しゃきょう)と呼ばれるものがありますが、文字を書くのが写経、絵を描くのが写仏です。
仏像の絵を描くというと、何かあ難しくて敷居が高そうなイメージがありますが、そんな事はありません、誰でも手軽に始める事が出来ます。
この写仏は実物の仏像を見て描くのではなく、すでに絵になっている仏画を書き写すというのが大きな特徴の1つです。
実物を見ながら描く絵というのは、デッサンや構図についての技術や知識がないと、なかなか上手に描く事が出来ません。
ですが写仏の場合はお手本になる絵に紙を下絵にしてなぞっていくので、デッサンや構図に関する技術や知識は全く必要ありません。
ですから、絵が上手とか下手とか関係なく誰でも気軽に楽しむ事が出来ます。
この写仏は絵を描く楽しみを味わうという事だけでなく、心を落ち着かせて丁寧に仏画を写しとるという事で、集中力を高める効果があります。
集中して何かをするというのは、とても気持ちが良く心のリフレッシュになり、リラクゼーションやストレス発散に大きな効果があります。
この写仏は誰でも気軽に始める事が出来ますが、上手な作品を仕上げられるようになるにはそれなりの技術や知識が必要になります。
ですから作品の完成度を求める人は、本を読んだり、教室や講座に通って学ぶといいでしょう。
カルチャー教室だけでなくお寺などでもこの写仏を教えてくれるところがあるようです。
自宅ではなかなか集中する事が出来ないという人も、教室に行けば他の人が集中して写仏をしているので、その中にいれば自然と自分も集中できるようになります。
お寺で写仏を行うような場所に行けば、その独特の雰囲気でさらに気持ちを高める事が出来るでしょう。
心を落ち着かせて集中するような事がしたいという人は、仏画を丁寧に描き写す写仏を始めてみてはどうでしょうか。
貝合わせ
貝合わせとは平安時代から伝わる伝統的な遊びの事です。
この貝合わせという遊びは、貝殻の色や形、大きさ、珍しさなどを競ったりする遊びや、貝殻の内側に絵を描いたり装飾して、裏返した貝殻のペアを選ぶようにして遊ぶ神経衰弱のような遊びなど、いくつかの遊び方があります。
現在では貝合わせと言うとこういった遊びの事ではなく、貝殻の裏に絵を描いたり装飾をしたりして作る作品の事を言うようです。
この貝合わせを作る時に使われる貝殻はハマグリです。
このハマグリの貝殻に絵を描いてて装飾していくのですが、紙に描くわけではないので、絵を描く前にしっかり洗浄したり下塗りを丁寧に行ったりなど、色々と下準備が必要になります。
ハマグリは貝に中では大きい方ですが、絵を描くキャンパスとしてはそれほど大きいわけではないし、紙と違って平らではないので、そこに細かい絵を描くというのはそれなりのテクニックが必要になります。
こういったテクニックは自分で独学で身に付けるのはなかなか難しいので、趣味として本格的に取り組みたいという人は、教室に通って学ぶといいでしょう。
教室では下準備の仕方から上手な絵の描き方など貝合わせに必要な技術や知識を学ぶ事が出来ます。
ただ、この貝合わせ自体がそれほどメジャーなものではないので、身近に通える場所で教室を探すというのは難しいかもしれません。
カルチャー教室などで期間限定で行われている場合もあるので、そういった場所をマメにチェックしてみるのもいいでしょう。
貝殻に絵が描かれているというのはとてもオシャレなので、自分で素敵な作品を作れるようになればインテリアとして玄関などに飾って楽しむのもいいでしょう。
日本の伝統的な作品を自分で作って楽しみたいという人は、貝殻に絵や装飾をして作品を作って楽しむ貝合わせを始めてみてはどうでしょうか。
切り紙
切り紙とは紙をハサミなどを使って切り取って形を作り、それを台紙に貼った物の事です。
紙をハサミで切り抜いて、形を作るというと「紙切り」という日本の伝統芸が有名ですが、この切り絵も、日本に古くからある伝統文化の1つです。
一枚の紙を切りぬいて形を作るという行為が似ているので、切り絵と紙切りの区別が良く分からないという人もいると思いますが、切り絵は切りぬいた紙そのものが作品になりますが、切り絵の場合は、切った紙を台紙に貼ることにより作品を完成させます。
なので、紙を貼った後に色を塗ったりする事もあるし、切りぬいた紙を1枚でなく、何枚も使用して作る作品もあります。
この切り絵を作る時にメインとなるのは、当然のことながら紙を切りぬく作業です。
紙をデザイン通りに切る時に、まず下絵を描いてから切るのですが、花びらや雪の化粧のようなデザインを作る時は、紙を折ってから切る事で同じデザインをいくつも同時に切りぬく事ができ、その同じデザインがいくつも整った感じが、なんとも言えない独特の雰囲気をかもし出します。
この感じは万華鏡を楽しむ感じに似ているかもしれません。
切りぬいた紙を貼りつけて作る切り絵は、貼り絵やちぎり絵とは違った、独特な雰囲気があります。
この切り紙は、大した道具は必要ないので、誰でもすぐに始める事が出来ますが、紙を切りぬいて絵を表現するというのは、技術や知識がないとなかなか思うようにはできません。
ですから、これから切り紙を始めるという人は、本を読んで勉強したり教室に通って学んだりした方がいいでしょう。
本を読んだり教室に通ったりして、ちゃんとした知識やテクニックを身に付ければ、表現できる幅がぐっと広がるので、作品作りがより楽しくなってきます。
手軽な道具で楽しめる絵画を趣味にしたいという人は、この切り紙を始めてみてはどうでしょうか。
木版画
木版画とは木の板に図柄を彫刻して溝を作り凹凸をつけて、そこに色を塗り紙に転写する事を言います。
パソコンやプリンターなどが、まだ普及していない時代に、年賀状を作る時に木版画を作ったことがあるという人もきっと多いのではないでしょうか。
この木版画は作品を作り上げるのにとても手間がかかります。
しかし、パソコンで画像をプリントアウトすれば、凝ったデザインのハガキが簡単に作れてしまう現代だからこそ、木版画で作り上げた独特の風合いの作品と言うのがより際立ちます。
この木版画の作品を仕上げるには、まず木の板に描く物のデザインの下書きをします。
下絵がスケッチブックなどに描いてある場合は、写し紙などを利用して木の板に下絵を描きます。下絵を描いたら彫刻刀で彫っていきデザインを浮き上がらせていきます。
この彫刻刀で彫る作業が、この木版画作りのメインとなる部分で、様々な道具を使って丁寧に仕上げていきます。
板にデザインを彫る作業が終わったら、今度はその板を使って紙に転写していきます。
紙に転写する色が単色の場合ならば、転写の作業は1回でいいのですが、複数の色を使用するときは何回にも分けて転写します。
このように木版画の作品を完成させるにはとても手間がかかり、上手な作品を作るにはそれなりの技術も必要になります。
ですから、これから木版画を始めようという人は、本を読んだり教室に通ったりして必要な知識を身に付ける事が必要です。
特に不器用で上手に彫る自身が無いという人は、教室で基礎からしっかり学んだほうがいいでしょう。
絵と言うのは一度描いたらそれで終わりですが、木版画の場合は紙に転写する事で、1度作った物から何度でも作品を作り上げる事ができます。
絵とはまた違う独特の風合いのある作品を作って楽しみたいという人は、この木版画を始めてみてはどうでしょうか。
絵手紙
絵手紙とは、その名の通り手紙やハガキに描く絵の事です。
ハガキのような小さなサイズのキャンパスに描くので、誰でも気軽に描く事が出来る事から趣味として始める人が増えています。
題材は特にこれと決まった物があるわけではないので植物や風景、人物など何でも構いません。手紙に手書きで絵を描けばどんなものでも絵手紙になります。
郵便として出してこその手紙なので、作った作品は自分で持っているのはなく人に贈る為に描くというのもこの絵手紙の特徴です。
パソコンや携帯電話の電子メールの登場で手紙を描く機会というのは昔に比べて大幅に減ってきています。
新年のご挨拶といえば年賀状ですが、最近は年賀状もメールで済ますという人が増えています。
また、年賀状などのハガキを作成するにしても、パソコンとプリンターを使用すれば、写真やグラフィックを簡単に手紙に取り込む事ができ、文字のフォントも様々な種類の中から選ぶ事が出来るので、誰でも業者が製作したような手紙を簡単に作る事が出来ます。
ですが、こういった手紙というのはパッと見た目は良く出来ていていいのですが、人が描いたぬくもりや味といったものが無いので、受け取った人はサッと見るだけで終わってしまいます。
絵手紙のように手書きの絵が描かれている手紙というのは、パソコンとプリンターで作った物には無い味やぬくもりがあり、受け取った人に印象が強い手紙になります。
絵手紙に描く絵は、決して上手で無くても味があればいいのですが、絵が得意でない人が味のある絵を描こうとすると、ただの落書きみたいな絵になってしまう場合があります。
絵手紙は他人に贈る物ですから、あまりにも下手な絵ではちょっと恥ずかしので、絵が得意でないという人は本などを参考にして自分なりに絵手紙向きの絵の練習をするといいでしょう。
年賀状などのハガキや手紙を出す時に、パソコンからプリントアウトしたような物ではなくて、もっと人のぬくもりや味のある物を贈りたいという人は、絵手紙を始めてみてはどうでしょうか。
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★趣味を楽しむために大切な事★
趣味は自分が興味があって本当にやりたいと思っている事にしましょう。
自分が得意なジャンルなら上達も早いので楽しいですが、上達するという事だけが趣味の目的ではありません。
いちばん大事なのは、そのことが好きで没頭できるかどうかです。
だから、手先が不器用な人が手芸などの手先を使った趣味をやってもいいし、音楽が苦手という人が楽器をやってもいいと思います。
これから、何か趣味を持とうと思っている人は、自分の得意不得意にとらわれず本当にやりたい事は何かをよく考えてみましょう。
趣味は自分が興味があって本当にやりたいと思っている事にしましょう。
自分が得意なジャンルなら上達も早いので楽しいですが、上達するという事だけが趣味の目的ではありません。
いちばん大事なのは、そのことが好きで没頭できるかどうかです。
だから、手先が不器用な人が手芸などの手先を使った趣味をやってもいいし、音楽が苦手という人が楽器をやってもいいと思います。
これから、何か趣味を持とうと思っている人は、自分の得意不得意にとらわれず本当にやりたい事は何かをよく考えてみましょう。