ガラスクラフト

ガラスクラフトとは、ガラスを使って作った工芸品のことです。
ガラスという素材は比較的簡単に熱で溶かすことが出来るので、溶けてアメ状になっているときに形を決めれば自由に作品を作ることが出来ます。
グラスやお皿、花瓶、置物、アクセサリーなどガラスを加工して様々な物を作ることが出来ます。

しかし、ガラスというのは金属類などに比べれば、比較的簡単に溶かすことが出来ますが、家庭でガラスを、作品が自由に作れるほどきれいに溶かすというのはなかなか難しいと思います。
ですからガラスを使った作品を作りたい場合は、ちゃんとした窯があるような場所でないとガラスを加工することは出来ません。
このガラスを溶かす為の窯はかなり大掛かりな物なので、本格的な工房のような場所でないと扱っていません。
もちろん、こういったガラスを溶かすことが出来る窯があって、溶けたアメ状のガラスに空気を吹いてグラスを作らしてくれるような工房はありますがそんなに身近にはないと思います。
またそこで窯で溶かしたガラスの加工の仕方を教わったとしても、自宅ではそんな様にガラスを溶かすことは出来ないので、自宅で作品を作ることは出来ません。

ですからカルチャースクールなどで身近な場所で行われているガラスクラフト教室というのは、ガスバーナーでガラスを溶かして作ることが出来るような、小さい飾り物やアクセサリーといった作品の作り方を教えているのがメインのようです。

ガラスクラフト教室でよく作られているのは「トンボ玉」と呼ばれる穴のあいたガラス玉です。カラフルで素敵なとんぼ玉が作れれば、アクセサリーに使用したり携帯電話のストラップにつけたりなど様々な用途があります。
ガラスクラフト教室で基本的な技術を教われば、あとは道具を揃えれば自宅でも気軽に作品を作ることが出来ます。
ガラスを使用したきれいなアクセサリーなどの小物を自分で作ってみたいという人はガラスクラフト教室に通ってみてはどうでしょうか。