夢中になれる趣味を見つけて人生を楽しもう

空手


空手は、ボクシングやキックボクシングといった打撃系格闘技と呼ばれるジャンルの1つです。
この空手の発祥は琉球王国時代の沖縄で、その歴史はとても古く、いつ頃から「空手」と呼ぶようになったのかさえ、よく分かっていません。
沖縄から発祥した空手は今や日本国中だけでなく、世界各国に広まっていて、世界中のたくさんの人たちが行っています。この空手は様々な流派があり、それぞれの流派によって試合のルールが異なりますが、大きく分けると伝統派空手とフルコンタクト空手の2つに分かれます。

伝統派空手というのは、実際に打撃を当てるのではなく寸止めで行うルールの空手です。
伝統派と言うだけあって、昔からある歴史の長い流派の多くがこの伝統派に属しています。
フルコンタクト空手というのは、寸止めでなく実際に打撃を当てるルールで行う空手の事です。
このフルコンタクトは、極真会館に代表されるような、グローブや防具をつけずにな直接打撃を当てる流派もあれば、防具やグローブを付けて試合を行う流派もあります。

伝統派とフルコンタクトでは同じ空手でも大きく違うので、始める時はどちらにするか慎重に選びましょう。
伝統派とフルコンタクトのどちらが優れているとか、強いとかいうのはないですが、格闘技としてというよりはスポーツ競技として空手を行いたいという人は伝統派がオススメです。
逆に格闘技として激しく打撃を打ち合うような競技をしたいという人はフルコンタクト空手がオススメと言えます。

空手というのは、格闘技ですが相手と拳を交える事だけが目的でない側面もあります。
型を演じたりするだけでも空手の楽しさを体感する事は出来るので、試合をするのがあまり好きでないという人でも空手を楽しく行う事が出来ます。
また、空手の練習を行う事により、体の様々な部分を鍛える事が出来るので、運動不足の解消のためのエクササイズとしてもとっても有効です。
また、空手を習う事により、しっかりと挨拶をするなどの礼儀作法も自然と身につきます。

何か格闘技を始めたいと思っている人は、日本の伝統的な武道として、世界的に親しまれている空手を始めてみてはどうでしょうか。
趣味を楽しむために大切な事

趣味は自分が興味があって本当にやりたいと思っている事にしましょう。
自分が得意なジャンルなら上達も早いので楽しいですが、上達するという事だけが趣味の目的ではありません。
いちばん大事なのは、そのことが好きで没頭できるかどうかです。

だから、手先が不器用な人が手芸などの手先を使った趣味をやってもいいし、音楽が苦手という人が楽器をやってもいいと思います。
これから、何か趣味を持とうと思っている人は、自分の得意不得意にとらわれず本当にやりたい事は何かをよく考えてみましょう。