夢中になれる趣味を見つけて人生を楽しもう

アルゼンチンタンゴ・ダンス


アルゼンチンタンゴ・ダンスとは、その名の通り、アルゼンチンタンゴの音楽に合わせて行う踊りのことです。このアルゼンチンタンゴという音楽は、アルゼンチンもしくはウルグアイの作曲家によってつくられたタンゴの事です。
ヨーロッパやアメリカなどのタンゴと区別する為に「アルゼンチンタンゴ」という言葉があり、ヨーロッパやアメリカのタンゴは「コンチネンタル・タンゴ」と呼んでいます。

このアルゼンチンタンゴという音楽が生まれたのは19世紀の終わり頃と言われています。
この時代のアルゼンチンというのは、ヨーロッパから来た白人やアフリカから来た黒人、元々その土地にいたインディオ系など、様々な民族が入り混じっていました。
そんな雑多な民族が集まる中で、ヨーロッパのクラッシク音楽やアフリカ系のリズミカルな音楽が融合して生まれたのがアルゼンチンタンゴと言われています。
リズミカルでメロディアスなその曲調は、情熱的な南米のアルゼンチンにピッタリなイメージです。

そして、この曲に合わせて踊るのがアルゼンチンタンゴ・ダンスです。
使用する音楽が情熱的なので、ダンスの方も当然の事ながら情熱的な踊りになります。
ですから、自分を情熱的にアピールするのが好きという人にとても向いているダンスと言えるでしょう。

このアルゼンチンタンゴ・ダンスを踊れるようになりたいという人は、教室などに通って基礎からしっかり学ぶといいでしょう。
アルゼンチンタンゴ・ダンスを踊るときの服装は、男性がスーツで女性が華やかなドレスで踊るというのが基本スタイルですが、それはパーティーなどの舞台で踊る場合の事なので、教室でレッスンを受ける場合は、衣装にそれほどこだわる必要はありません。

このアルゼンチンタンゴ・ダンスは、パーティーや発表会なども各地で行われているので、自分の踊りをみんなに見てもらいたいという人は、そういったパーティーや発表会に積極的に参加してみるといいでしょう。

情熱的な踊りで自分を表現したいという人は、このアルゼンチンタンゴ・ダンスを始めてみてはどうでしょうか。
趣味を楽しむために大切な事

趣味は自分が興味があって本当にやりたいと思っている事にしましょう。
自分が得意なジャンルなら上達も早いので楽しいですが、上達するという事だけが趣味の目的ではありません。
いちばん大事なのは、そのことが好きで没頭できるかどうかです。

だから、手先が不器用な人が手芸などの手先を使った趣味をやってもいいし、音楽が苦手という人が楽器をやってもいいと思います。
これから、何か趣味を持とうと思っている人は、自分の得意不得意にとらわれず本当にやりたい事は何かをよく考えてみましょう。