夢中になれる趣味を見つけて人生を楽しもう

江戸芸かっぽれ


江戸芸かっぽれとは、俗謡や俗曲にあわせて踊る伝統踊りのひとつです。「かっぽれ」の漢字での表記は「活惚れ」になります。
この踊りは、江戸時代に住吉大社の住吉踊りが天保の改革で禁止され、その代わりに生まれた踊りとされています。
ですから、江戸時代からあるとても伝統的な日本文化の一つです。
江戸芸かっぽれを踊るときは、祭りの時に着る様な派手な衣装を着て踊ります。
この江戸芸かっぽれは、その歴史的な経緯から、歌舞伎などと違って社会的な地位が低く、日本の伝統文化としてなかなか認められない面もありましたが、現在では日本の伝統的な文化として認知されています。

江戸芸かっぽれは、庶民の踊りなので、それほど敷居が高かくありません、ですから誰でも気軽に始める事ができます。
こういった踊りというのは、1人で独学で学ぶというのは難しいので、始めたいという人は教室などに通って習うといいでしょう。
教室に通えば、たくさんの仲間の人たちと楽しみながら踊りを学ぶ事ができます。
今まで踊りをした事なんてほとんど無いので、自身がないという人も、基礎からしっかりと学べば、それなりに上手に踊れるようになります。

リズムに合わせて体を動かすというのは、とても気持ちいいものだし、江戸芸かっぽれは全身を使う踊りなので、運動効果もとても高くダイエットや健康維持の為の運動不足解消にとても効果的です。
また、ハードな動きやアクロバットな動きをする訳ではないので、ケガをするような事がないので長く続ける事が出来ます。

通っている教室によっては、様々なイベントで踊りを披露する機会があるので、そういったイベントで踊りを発表する事が出来れば、目標をもって練習する事ができます。
また、教室で技術を身につけて上手に踊れるようになれば、結婚式やちょっとした集まりのイベントで、かくし芸としてその踊りを披露するなんて事も出来ます。

日本の伝統的な庶民の踊りに興味があるという人は、この江戸芸かっぽれを始めてみてはどうでしょうか。

趣味を楽しむために大切な事

趣味は自分が興味があって本当にやりたいと思っている事にしましょう。
自分が得意なジャンルなら上達も早いので楽しいですが、上達するという事だけが趣味の目的ではありません。
いちばん大事なのは、そのことが好きで没頭できるかどうかです。

だから、手先が不器用な人が手芸などの手先を使った趣味をやってもいいし、音楽が苦手という人が楽器をやってもいいと思います。
これから、何か趣味を持とうと思っている人は、自分の得意不得意にとらわれず本当にやりたい事は何かをよく考えてみましょう。