夢中になれる趣味を見つけて人生を楽しもう

古文書解読


古文書(こもんじょ)とは、歴史の史料となる過去の文書で特定の対象へ意思を伝達するために作成されたものです。
分かりやすく言うと、昔の人が書いた文章の事です。
江戸時代以前のような昔の人が書いた文章と言うのは、同じ日本語とは思えないほど、現代の文章と違います。
古文書に関する知識が無い人が、初めて古文書を見たら、何が書いてあるかさっぱり分からないとおもいます。

現代の本や雑誌、新聞などの読み物と言うのは、機械的な整った形の読みやすい文字が印刷されていますが、昔の時代は、何か文章を残す場合には手書きで書き残すしかありません。
ですから、当然の事ながら古文書と言うのは手書きで書かれた文章なのですが、その文章の文字の字体もとても崩してあって、何の文字を書いてあるのか良く分かりません。
それぞれの文字が何を書いているのかが分からなければ、当然の事ながらその文章が何を書いているのか理解する事はできません。
ですから、まず古文書を読めるようになるには、くずし字を理解して書いてある文字を読めるようになる必要があります。

しかし、それぞれの文字が何を書いてあるのかわかるようになっても、その文章自体が現代の物とは、内容がとても異なるので、その文章が何を伝えたいのかというのは、なかなか理解する事は出来ません。
現代では使用されていないような言葉も多く出てくるので、文章を理解するには、それらの当時の言葉を知っていなければいけません。
ですから、古文書を解読出来るようになるには、本を読んだり、講座などに通ったりして勉強をする必要があります。

普通の人は何が書いてあるのか分からない文章を解読していくと言う作業は、暗号を解いていく作業に似ているものがあり、とても楽しい作業です。
また、古文書解読の知識を身に付ける事により、歴史にも詳しくなります。

昔の人が書いた文章を読み解いていくという楽しさを味わいたいという人は、古文書解読について勉強してみてはどうでしょうか。
趣味を楽しむために大切な事

趣味は自分が興味があって本当にやりたいと思っている事にしましょう。
自分が得意なジャンルなら上達も早いので楽しいですが、上達するという事だけが趣味の目的ではありません。
いちばん大事なのは、そのことが好きで没頭できるかどうかです。

だから、手先が不器用な人が手芸などの手先を使った趣味をやってもいいし、音楽が苦手という人が楽器をやってもいいと思います。
これから、何か趣味を持とうと思っている人は、自分の得意不得意にとらわれず本当にやりたい事は何かをよく考えてみましょう。