油絵

油絵とは、油の成分で出来ている油絵の具と呼ばれる顔料を使用して描く絵のことです。
いわいる画家の人が一般的に作品として描く絵はこの油絵が主流です。

子供の頃に学校の授業で絵を描いたことがあると思いますが、子供が一般的に使用するのは水彩絵の具と呼ばれる顔料です。
この水彩絵の具は安い値段で購入することができ、扱いも楽なので絵の初心者が使用する絵の具として好まれています。

この水彩絵の具で描いた絵というのは少し淡い感じになります。その淡い感じというのは、それはそれで味があるのですが、もっと力強い色使いの絵が描きたいという人は油絵にチャレンジしてみるといいでしょう。
水彩絵の具と違って油絵の具というのはあまり透けないので、キャンパスに色がはっきりとつきます。
油絵は水彩画と比較すると乾燥時間は極端に長くなるので、手軽に描ける絵ではありませんが、その分仕上がった作品にはとても重厚な感じがあります。

この油絵は道具さえ揃えれば誰でも始めることは出来ますが、どうせ絵を描くなら上手な作品を描きたいところです。
油絵の描き方を本などを読んで自分で勉強する事もできますが、基礎からしっかりと教わりたいという人は油絵の教室に通うといいでしょう。
教室では絵の基本となるデッサンや道具の使い方、色の塗り方、作品の仕上げ方など油絵についての知識や技術を基礎からしっかりと教えてくれます。
絵なんてほとんど書いたことが無かったという人も基本からじっくり学んでいけば、きっと上手な絵が書けるようになるでしょう。

油絵の技術を身に付ければ、ちょっとした画家になった気分で絵を描いて楽しむことができます。
自分の技量を試したいという人は、様々なコンクールがあるので作品を出してみるのもいいでしょう。

プロの画家が描くような本格的な絵を描いてみたいという人は、この油絵を始めてみてはどうでしょうか。