シュガークラフト

シュガークラフトとは、シュガー（砂糖）という言葉が指すとおり、お砂糖を材料として作るアート作品のことです。
ウェディングケーキを素敵にデコレーションする為にこのシュガークラフトはよく利用されています。
もともとはイギリスが発祥といわれているこのシュガークラフトですが、今では世界各国に広まっていて、お菓子作りを楽しむ数多くの人に親しまれています。
「シュガーアート」と呼ばれるものもありますが、それは呼び方が違うだけで内容は同じになります。

シュガークラフトは、砂糖以外に水飴やガムペーストなど、基本的に食べることができる材料を使って製作します。
接着に使用する物や色をつけるために使用する材料も基本的には食用の物を使用するので、食べても大丈夫な物で作るというのが定義となっているようです。
実際にシュガーケーキと呼ばれるものがあって、中はフルーツケーキで、外側はシュガーペーストで包んで、そこに、シュガーペーストで作ったさまざまな素敵なデコレーションを施した物があります。
このシュガーケーキは保存が利くことから、結婚式に来た人にお土産として配られることが多いようです。

こうした食べることを目的としたシュガークラフトもありますが、あくまで観賞用の作品として作る目的で行われるシュガークラフトもあります。
観賞用なので食べることはあまり考えられていませんが、それでも使う材料は食用の物を使用します。
コンテストなども行われていて、本当に砂糖で作ったのかと思えるようなすばらしい作品が並びます。

このシュガークラフトの技術を身に付けるには、教室やスクールなどに通って基本的な技術や知識を学ぶといいと思います。
自分で作れるようになれば、お菓子作りの幅がさらに広がります。
お菓子作りが好きで、アートにも興味があるという人はシュガークラフトの技術を身に付けてみてはどうでしょうか。