手織り

手織りとは、動力機械を用いずに、自分の手で織ること、手織り機(ばた)で織ることを言います。
パッチワークなどの布を使って作品を作り上げる手芸は、素材となる布はすでに出来上がっている物を用いて作品を作っていくのですが、この手織りはその布を織る作業を自分でしなくてはいけません。
しかも動力機械を使わずに行うのですから、かなり忍耐力が必要とされる手芸といえるでしょう。
しかし、その面倒な作業ゆえに作品への愛着度も高まります。

また手織りは、とても昔から行われている手法なので、歴史と文化を感じることが出来る趣味です。この手織りに関しては、現代の人はほとんど経験が無いという人ばかりなので、興味はあっても、道具は何を揃えればいいのか、何から始めればいいのかまったく分からないという人が多いと思います。

カルチャースクールを調べていると手織り教室を開催していることがあるので、興味のある人は通ってみるといいと思います。
またもっとじっくり学びたいという人は、カルチャースクールとかではなく、手織りを専門で教えている工房があるので探してみるといいと思います。
手織りの技術をある程度マスターして技術を磨いていけば、自分なりのオリジナリティあるれた作品を作れるようになります。

手織りは根気が必要とされますが、時間をかけてじっくり作品を作るのが好きという人にはとても向いていると思います。
昔からある伝統的な手芸を学んで見たいという人は手織り教室に通ってみてはどうでしょうか。