押し花

押し花とは、分厚い本の間などに花や葉をはさんで乾燥させ、その外形を保存することです。
こうして出来上がった押し花を利用して、キャンパスに貼り付けたアート作品を製作してもいいし、ハガキにワンポイントのデザインとして使用したりします。
この押し花の歴史は結構古く、植物の学術的な標本として保存するという用途として利用されてきました。
この押し花の見た目の美しさから、アートな趣味として現在も世界中にたくさんの愛好者がいます。

押し花の魅力は、何といっても自然が作り出す色と造形の美しさをそのまま作品にできるということです。
「この花の色や形の美しさを他の人に伝えたい」という時に押し花は、その魅力をストレートに表現する事が出来ます。
また、押し花の作品を作る時には、まず使用する花や葉っぱを取りに行くことから始めるので、綺麗な花や葉っぱを捜しに行くという楽しさもあります。
押し花を趣味にしていると、日常で何気なく歩いている道端に咲いている、花などにも関心がわくようになります。

押し花を使って表現したアート作品は、写真や絵では表現できない自然の持つ素朴な暖かさがあり、本物の花や葉っぱを使用しているからこそ表現できる独特の世界がそこにあります。
押し花を使って作品を作って、額に入れて飾っておけば部屋のインテリアとしてもとても素敵だし、ハガキを出す時に押し花で飾り付ければとても素敵なハガキになります。

家に飾ったり、人に見せたりするには、やっぱり少しでもいい作品を作りたいと思うものです。
いい作品を作るには、それなりの技術や知識が必要になるので、押し花講座で、基本的な技術や知識を学ぶといいと思います。
植物の美しい姿が好きで、作品として何か作りたいという人は、押し花を趣味として初めてみてはどうでしょうか。