刺繍

刺繍（刺しゅう）とは、布地の表面に絵やデザイン、文字などを、様々な色の糸を使って縫い合わせていき表現していく手芸のことです。
デザインにより和刺繍や洋刺繍など様々なものがあり、刺しゅうの技法も様々な種類があります。

布地に表面に絵やデザイン、文字などを入れる場合にプリントという方法もあります。
しかし刺しゅうは糸を縫い合わせてデザインしていくのでプリント柄とは違った立体感や量感がありとてもきれいに見えます。
またジャンバーなどにデザインされるときは、刺しゅうの方がプリントよりもはるかにゴージャスに見えます。

刺しゅうは自分で出来るようになれば、好きな絵やデザイン、名前、ロゴなどをシャツやジャンバーなどに自由に入れることが出来るようになります。
無地のジャンバーやシャツが自分のアイディア次第でカッコよくしたりユニークにしたり出来るようになります。
また着る物に限らず、クッションや枕カバー、テーブルクロス、バック、巾着、テーブルクロスなど身の回りにある様々な布製品に刺しゅうでデザインすることが出来ます。
刺繍の技法は大まかに分けて３つあります。
人の手で行う手刺繍と、ミシンなどの機械を使用して行なう機械刺繍、剣山状の針を使って布に糸を埋め込んで刺繍していくパンチニードルなどがあります。

人の手でやるにしても、ミシンを使ってやるにしても、上手に刺繍が出来るようになるには、それなりの技術と知識を学ばなければいけません。
ですから趣味で刺しゅうを始めてみたいという人は、刺しゅうの教室に通ったり、通信講座で学んだりして基礎を身につけたほうがいいでしょう。
刺しゅうの様々な技法を学べば、刺しゅうで表現できるデザインの幅がグッと広がります。