夢中になれる趣味を見つけて人生を楽しもう

タップダンス


タップダンスとは、靴底の爪先とヒールの部分に金属板を取り付けたタップスと呼ばれるシューズを履いて、床をリズミカルに踏み鳴らしながら踊るダンスの事です。
このタップダンスは、アメリカ南部のアフリカン・アメリカンが生み出した踊りとされていて、そのリズムは黒人らしく、とっても軽快でリズミカルです。

一般的にダンスというのは、音楽やリズムに合わせて体を動かすというものなのですが、このタップダンスが特徴的なのは、動きを見せるだけでなく、音を聞かせるという要素が入っている事です。
この音というのは、タップスで地面を踏み鳴らす音の事です。
タップダンスも基本的なスタイルは音楽に合わせて踊るという事なのですが、リズム音を踏み鳴らす事が出来るタップダンスは、そのタップ音のリズムだけで踊る事が出来るので、音楽が無くても踊りを表現する事が出来ます。
ですから、体ひとつあれば、踊りを表現する事が出来るので、ストリートパフォーマンスとしての一面もあります。

バンドなどでドラムを叩いた事がある人なら分かると思いますが、体でリズムを刻むというのは、何とも言えない気持ち良さがあります。
バンドでドラムを叩くのは、バンドメンバーを揃えなければいけませんが、タップダンスなら、そんな体でリズムを刻む気持ち良さを、手軽に楽しむ事が出来ます。

このタップダンスをこれから始めたいと思っている人は、教室を探して通うといいでしょう。
ダンスなんて踊った事が無いというような人でも、簡単なステップから始めていけば、徐々に踊れるようになります。
また、始めるにあたって専用のシューズ以外は、特にこれといった道具は必要ないので、手軽に始める事が出来ます。
また、足で激しいステップを踏むタップダンスは、脚の筋肉をハードに使うので、下半身を引き締める運動としてもとても有効です。

軽快なリズムを体で表現するダンスを踊りたいという人は、このタップダンスを初めてみてはどうでしょうか。
趣味を楽しむために大切な事

趣味は自分が興味があって本当にやりたいと思っている事にしましょう。
自分が得意なジャンルなら上達も早いので楽しいですが、上達するという事だけが趣味の目的ではありません。
いちばん大事なのは、そのことが好きで没頭できるかどうかです。

だから、手先が不器用な人が手芸などの手先を使った趣味をやってもいいし、音楽が苦手という人が楽器をやってもいいと思います。
これから、何か趣味を持とうと思っている人は、自分の得意不得意にとらわれず本当にやりたい事は何かをよく考えてみましょう。