スケッチ

スケッチとは、人物や風景などを大まかに描写することです。絵を描くときの構図などをスケッチブックに書き留めておく絵画における基本的な作業で、美術の訓練としても行われます。
スケッチは主に鉛筆を使用して行なわれます。スケッチは絵の構図を大まかに描写することが目的ですが、スケッチだけでも絵を楽しむことが出来ます。

鉛筆とスケッチブックがあれば、四季折々にいろんな景色の素晴らしいところに行ってスケッチしてもいいし、身の回りにある日常的なものを気がついたときにスケッチしたりと、どこでも気軽に楽しむことが出来ます。
また完成したスケッチに水彩絵の具で簡単に色を塗るだけで、素敵な作品になります。素敵な景色や建物などを見つけたら、とりあえずスケッチをしておいてあとから時間があるときに色をつけて完成させれば、印象的な風景を絵に残すことが出来ます。
スケッチは鉛筆で気軽に書くことが出来るので、失敗を気にせずどんどん書くことが出来ます。
書いていて上手くいかなかったり、気にいらなかったら止めて、違うページに書き直せばいいので肩に力を入れる必要はありません、気楽に書けばいいのです。

スケッチは気軽に書くことが出来ますが、やはり絵なのである程度は基本を知っていないと、表現したい物を書くのは難しいです。
ですから絵をほとんど描いたことが無いという人がこれからスケッチを始める場合は、スケッチ講座に通って基本を教わることをオススメします。
スケッチ講座で下描き、構図、遠近法、彩色などの絵に関する基本的な知識と技術を身につければ、表現できる絵の幅がずっと広がります。
スケッチは絵の基本なので、後に油絵や水彩画をやってみようという時でも、スケッチ講座で習ったことは必ず役に立ちます。
趣味で絵を描いてみたいという人は、とりあえずスケッチから始めてみてはどうでしょうか。